【赤ちゃん特徴】生後0か月~1か月 子育てと発達成長
産後間もない、0か月~1か月の生まれたての赤ちゃん。ママも慣れない育児で心配事もつきませんよね。ここでは、生後0か月~1か月の赤ちゃんの子育てや発達成長についてお話しします。
1日中ねんね、泣いている場合も
- 母乳や乳児用ミルクを飲んでは寝るを繰り返しますが、1日中泣いている場合もあります。成長とともに次第に落ち着いてきます。
- 生後すぐから気持ちいい、気持ち悪いなどの快・不快の感覚がわかります。おむつが濡れているといった不快を感じた場合、泣いて表現します。
- 肌が一時的に黄色味を帯びる新生児黄疸(しんせいじおうだん)が見られる場合もありますが、通常は1週間程度で自然消滅しますので、安心して。ただ、母乳で育てている赤ちゃんは生後2か月ぐらいまで黄疸が長引くこともあります。
- 生後0か月~1か月の赤ちゃんは、口に触れたものを吸う、手のひらを触ると手を握るという、「原始反射」が見られます。この原始反射で指に吸いダコができている赤ちゃんも見かけますよね(*^^*)この反射は、生後4か月~5か月ごろにはなくなってきます。
- 血管網が未発達な赤ちゃんは、手足が冷たいことがあります。腕の前側やすねが冷たくなければ、特に体が冷えている訳ではありません。腕の前側やすねが冷たいようであれば、室温や衣類などで体温調整してあげましょう。
- げっぷが出ないときは、吐き戻しがのどに詰まらないように、背中にタオルなどを当てて、横向きに寝かせましょう 。
- 額のボツボツの正体は、「乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)」です。新生児0か月~3か月くらいの赤ちゃんは、顔やほほなどにボツボツとした湿疹ができていたり、おでこにカサカサしたものが付いていたりすることがあります。
これは乳児湿疹(にゅうじしっしん)や乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)と呼ばれ、 ベビー用せっけん で優しく洗い流して清潔を保ちましょう。
ワンポイントアドバイス
- 胃の容量が小さく、まだ一度に、あとまった量を飲めない生後0か月~1か月 ごろの赤ちゃん。母乳は授乳の間隔を気にせず、欲しがるときに欲しがるだけ飲ませましょう。ミルクは規定量を目安にしてくださいね(*^^*)
ベビー用せっけんってなに?
赤ちゃんの肌は皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすいデリケートな状態です。そして、大人と比べて皮膚が薄く、少しの刺激や変化にも敏感。赤ちゃんを洗ってあげるときには、大人用の石鹸ではなく、刺激が少ない赤ちゃん用のせっけんやベビーソープを使うようにしましょう。
赤ちゃんのげっぷが出ない時、おすすめアイテムは?
たとえば、こんな商品です
おうちにあるタオルを丸めて使用するのもおすすめですが、市販のベビー枕スリープピローもよいですよ。吐き戻し予防のほか、人間工学にもとづいた設計で、赤ちゃんの身体にも優しく、頭の形もきれいに整えてくれます。