育児つかれた、しんどい…辛いときは子育てを休もう
妊娠・出産、そして、かわいい我が子との対面。よい家庭をつくるために、これから頑張ろうと思っていたのに、育児ってしんどいと感じているママ。育児や子育てがつらいと感じたら、ちょっとママ業おやすみしませんか?
育児はつらい!
育児でもなんでも、自分ひとりでやってしまうママがいます。周りに頼れず(頼らず)、自分が少し頑張ればできてしまう、自分ひとりでやるのは辛いけど、できないことはない。
でも、育児って辛いんです、大変なんです。昔は周りが助けてくれて子どもを育てていましたが、現代社会は少し違いますよね。核家族化がすすみ、共働き夫婦が多くなり、女性もキャリアがつめる時代。仕事も育児も全部やっていたら、ママも疲れてしまうのも当たり前。
育児につかれて、少し休みたいと思ったら、休むことも必要です。
一時預かりを利用しよう
一時預かりの託児所、保育所があるのはご存知でしょうか。民間企業が運営している一時預かりの託児所もありますが、認可保育園でも一時預かりを実施しているところもあります(各自治体にもよります)。また、1時間ごとに託児料金が発生するのが一般的ですが、預かってくれる託児所によっては1日いくらかで預かってくれるところもあり、その場合は1日3000円など預けやすい価格になっていることがあります。
一時預かりできる託児所・保育所の種類
お子さまを預かってくれる託児所や保育所。種類もさまざまです。
- 認可保育園・認可保育所
- 認可外保育園・認可外保育所
- ファミリーサポートセンター(市区町村が運営)
- ベビーシッター
- シルバー人材
保育園・保育所(認可・認可外)
一般的に認可外保育園(所)では、お子さまを一時預かりしてくれることを知っている方が多いと思いますが、認可保育園でも一時預かりは可能です。保育園の通常保育とは別枠で、一時的に保育を必要としている子どもを受け入れるシステムです。
ここで預けるメリットは保育園の先生が見てくれるので、保育の質は高くて安心できるところです。さらに、ベビーシッターやファミリーサポートセンターでは、どうしても大人相手となりますが、保育園では同世代のお友達と遊べるところが〇。保育園に入る前に、集団行動を学ぶ経験をさせる目的で利用される方も多いですよ。
将来ママも社会復帰することが予定されているようであれば、保育園の雰囲気や先生方の保育状況を実際に体験できるので、行きたい保育園の一時保育を利用してみるのもよいかもしれませんね。入園する前に事情がある程度把握でき、安心できるはずです。
また、認可外保育園の場合は、保育園自体が受け入れ児童を決められるので、園によっては、事前に利用があったお子さんを優先的に入れるという場合も多いようです。
ただ、一時保育の受け入れ人数は定員数があります。必ずしも一時預かりを利用できるわけではないので、予約が難しいこともあります。余裕をもって予約してみることをおすすめします。
ファミリーサポートセンター
ファミリーサポートセンター(以下、ファミサポ)とは、子育ての助けが必要な方(利用会員)と、子育ての援助ができる方(援助会員)がそれぞれ会員になり、お互いに助け合いながら地域で子育てをするサービスで、センターがその仲介をしてくれます。
ファミサポの運営主体が自治体なので、それだけで安心感はありますよね。また、子育て経験者の方が社会貢献というボランティア精神でやっている方も多く、地域によって差はありますが、託児料金も1時間300円〜1,000円と比較的安く利用できます。
私の住む地域では、「できれば近所の方がいい」など、ある程度希望を言うと、ご近所の会員さんを紹介してくれます。赤ちゃんの頃から利用して、小学校の送り迎えまでお願いされる方もいます。もうまるで、孫とばあばの関係のよう。働くママからしたら頼もしいサポートですね!
デメリットは、緊急対応が難しい点。自治体や自治体から委託を受けた民間などの団体ということもあり、早朝や深夜など急に利用したい場合に、すぐ申し込みができないこともあるかと思います。
会員になるには、事前に登録することが必須条件のところがほとんどのようです。サポートしてもらいたい場合は、まずはお住まいの地域のフファミサポに問い合わせてみましょう。もしくは、役所の子育て支援課や子育て支援センターなどで聞くと詳細を教えてくれると思います。
ベビーシッター
ベビーシッターとは、施設での集団保育ではなく、自宅、またはその他の場所で個別保育を行うサービス。
保育園はひとりの先生が複数の子どもを見ることが多いですが、ベビーシッターは、1対1で対応するので安心感がありますよね。また、「児童館や習い事に連れて行ってほしい」などと個別にしてほしいことをリクエストできますし、早朝や深夜など時間の融通もきくのもメリットです。
しかし、自分の家に他人を入れるということや、他人の目がないことに不安を感じる人も多いのでは?
少なからず、その不安を持つことはあるかと思います。ベビーシッター会社を探す時に、『全国保育サービス協会』に加盟しているかチェックすると、より安心です。加盟するには基準があるので、ひとつの目安になると思います。また、保育士免許を持っている人、子育て経験のある人、などとベビーシッターさんの希望を言える場合もありますし、事前に面談ができる場合もあるので相談してみてください。
また、ベビーシッターは料金が割高なのもデメリットです。
シルバー人材
シルバー人材って託児もお願いできるの?一時預かり対応してくれるの?と驚かれるママもいますが、「家事サポート」ということで対応してくれることもありますよ。シルバー人材センターに電話して、まずは希望を言ってみてください。
自宅で託児をしてほしい、留守の間子どもに食事を食べさせてほしい・・・そういったリクエストも、対応してくれるシルバーさんが空いていれば見てくれます。また、シルバー人材は資格を持っている方もいますので、保育士の資格者を希望ならそれを申し出てもいいかもしれませんね。
シルバー人材のいいところはベビーシッターさんと近い感じで利用できるうえに、料金が安いのも魅力的です。私の地域では1時間1200円~で対応してくれます。